「北海道の夏は涼しいから、エアコンなしでも平気」—少し前まではそうでした。でも近年、札幌の夏は明らかに変わってきています。

子育てママさやか

「今年も暑いよね…。うち、エアコンないんだけど大丈夫かな。

子どももおじいちゃんも心配だし、何に気をつければいいんだろう」

この記事では、なぜ札幌でも暑さ対策が必要になったのか、そしてエアコンがなくてもできるお部屋の工夫・水分補給・夏の栄養不足の防ぎ方まで、家族みんなを守るためのコツをまとめました。

「北海道の夏は涼しい」はもう昔?

データで見ると、札幌の夏の変化はハッキリしています。

項目変化
真夏日(最高気温30℃以上2025年に過去最多の35日を記録(2023年も記録的な猛暑でした)
暑くなる時期初の真夏日が前倒し(過去30年平均5/25頃 → 直近10年は5/10頃
長期の傾向夏の平均気温は100年で約1.46℃上昇

原因は、地球温暖化に、都市化によるヒートアイランド現象などが重なったもの。

つまり「たまたま暑い年」ではなく、これからも続く変化と考えておくのが安心です。

店長まりこ

「昔は扇風機で乗り切れた」—その感覚のままだと、今の札幌の夏は危ないこともあります。

まずは“暑くなった”という前提に切り替えるのが、家族を守る第一歩です。

エアコンがない家が多い札幌だからこそ、注意

ここが札幌ならではの落とし穴です。北海道はもともとエアコンの普及率が低く・・・

・北海道のエアコン保有率は 2014年の約26% → 2021年で約42%

・それでも半数近くの家庭にエアコンがない(全国でも低い水準)

札幌市でも熱中症による救急搬送は増加傾向で、2025年は593人と過去最多

「うちはクーラーないから、窓を開けてれば平気」—実は、エアコンのない室内こそ熱がこもり、熱中症になりやすいんです。

とくに小さな子どもや高齢の家族は要注意。

シニアよしこ

「私はエアコンの風が苦手でね…。でも去年、家の中でフラッとして怖い思いをしたのよ」

高齢の方は暑さやのどの渇きを感じにくいため、本人が気づかないうちに進むことも。家族からの声かけが大切です。

エアコンなしでもできる、お部屋の暑さ対策

今すぐお金をかけずにできる工夫から

日差しを遮る:すだれ・遮光カーテン・緑のカーテンで窓の外側から日光をカット(特に西日)

日中は窓を閉めて熱気を入れない、朝晩の涼しい時間に風を通す

扇風機+凍らせたペットボトルや濡れタオルで、気化熱でひんやり

首・脇の下・足の付け根を保冷剤(タオルで包む)で冷やすと効率的

・冷感シーツ・冷却グッズも活用

涼みに行ける場所

🏢 札幌市の「クーリングシェルター」を活用しましょう
札幌市では、暑さを避けるためのクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)として、図書館・区民センター・地区センター・一部の商業施設などが開放されています。日中、無料で涼みに立ち寄れます。お住まいの区の施設は「札幌市 クーリングシェルター」で検索してみてください。

それでも危険な暑さの日は、がまんは禁物。「1部屋だけでもエアコンを」という選択も、命を守る立派な対策です。

熱中症を防ぐ「水分補給」のコツ

暑い日は、のどが渇く前からこまめにが基本です。

少量を、何度も(一気飲みより効果的)

起きた時・寝る前・お風呂の前後は意識して1杯

・たくさん汗をかいた時は、経口補水液や麦茶+少しの塩分

・子ども・高齢者には大人が声をかけて飲むタイミングを作る

コーヒーやお茶(カフェイン入り)は利尿作用があるので、水分補給は水・麦茶・経口補水液を中心に。

夏は「栄養不足」にも、そっと注意

暑いと食欲が落ちて、そうめんや冷たいものばかり…という日が続きがち。すると気づかないうちにたんぱく質やビタミン・ミネラルが不足し、夏バテや体力低下につながります。

食べられない日は、無理に食べさせなくて大丈夫。でも“栄養を切らさない”工夫を。世代ごとに、こんな手があります。

子ども:喉ごしのいいヨーグルトや、飲んで栄養を補える飲料 について「夏風邪で食べない時の補給のコツ」でも詳しく

高齢の家族:少量でも栄養がとれる飲み物を“もう一品”

がんばるママ自身:自分の栄養も後回しにしないで

※体調をくずして看病が必要になった時は、「子どもの夏風邪 看病ガイド」もあわせてどうぞ。

こんな時は、すぐ涼しい所へ&受診を

注意

めまい・立ちくらみ・頭痛・吐き気・体が熱いのに汗が出ない・ぐったりする熱中症のサインです。

まず涼しい場所へ移動し、体(首・脇・足の付け根)を冷やし、水分・塩分を。
水分が取れない・反応がおかしい・意識がない時は、ためらわず119番

暑い日は「宅配」という選択肢も

炎天下の買い出しは、それ自体が熱中症のリスク。小さな子や高齢の家族がいると、なおさら出にくいですよね。

冷たい飲み物や食べやすいものを切らさないために、外に出られない日の選択肢として宅配を使うご家庭も増えています。冷たいヨーグルトや栄養飲料を玄関先まで届けてもらえるので、暑い日の“あと一品”の備えとして役立った、という声もあります。

まずはお部屋の暑さ対策と水分補給を基本にしながら、「買い物に出なくても栄養と水分が切れない仕組み」として、無理のない範囲で取り入れてみてくださいね。

夏の水分・栄養補給に。明治宅配では無料サンプルもご用意しています。
気になった方は、よかったらのぞいてみてくださいね。

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まとめ

・札幌でも真夏日が増加。エアコンのない家ほど室内の熱中症に注意

日差しを遮る・風を通す・体を冷やすクーリングシェルターで暑さ対策

水分はこまめに、子ども・高齢者には声かけ

・食欲が落ちる夏は栄養も切らさない工夫を

・危険なサインはためらわず119番

家族みんなが、元気に札幌の夏を乗り切れますように。